在留関連情報は最新を確認することが必要

在留関連の情報を得るためには、出入国在留管理庁のサイトを見る必要があります。
当該サイトは、以下のように、かなりの頻度で更新されています。
常に最新のページ、情報を確認しながら申請等を進める必要があります。

  • 要件が変わります。
  • 提出資料の増減がかなりあります。
  • 様式の更新がかなりあります。
  • サイトのページ構成が、頻繁に変わります。
  • 英語ページが充実してきています。

在留資格認定証明書の有効期間

在留資格認定証明書を有効とみなす期間が、以下のように変わりました。

  • 作成日が2020年1月1日~2022年4月30日
     →2022年10月31日まで有効
  • 作成日が2022年5月1日~2022年7月31日
     →作成日から「6か月間」有効
  • 作成日が2022年8月1日以降
     →作成日から「3か月間」有効(通常に戻す。)

>出入国在留管理庁「在留資格認定証明書の有効期間に係る新たな取扱いについて」

中島京子著「やさしい猫」

中島京子著「やさしい猫」を読みました。
入管行政の実態が、リアルに、小説仕立てになって描かれています。
専門家へのヒアリングを元に書かれているので、在留関連の情報に関しては極めて正確です。
正確過ぎて、小説というより、入管実務の解説書という趣があります。
これから、入管業務を始める方は、読んで価値のある本と言えます。

在留カードの受取が郵送で可能に

申請取次資格を有している行政書士などは、当分の間、在留カードの受取りが郵送で可能になりました。
http://www.moj.go.jp/content/001318609.pdf

これまでは、申請取次資格を有していても、在留カード受取時は、本人受取りと同様に、出入国在留管理局まで行く必要がありました。
東京入管では、3時間程度待つ必要があり、大きな負担となっていました。

東京入管に申請取次専用カウンター

4月1日から、東京出入国在留管理局4階に、申請取次専用カウンターが開設されました。期間は当分の間とされています。この措置は、新型コレラウイルスの関係なのでしょうか、理由がよく分かりません。

できれば、恒久措置にしていただきたいです。

 

入管の取次申請予約制を利用しました。

品川入管はいつ行っても混雑しています。3時間待ちを覚悟する必要があります。そこで、今回は申請取次の届出済証明書を所持する弁護士・行政書士のみを対象にした予約制を利用してみました。

  • 全ての案件ではありませんが、ほとんどの申請に対応しています。
  • 実施は、平日の火曜と木曜の16時までです。
  • 取次申請予約申出書に希望の日時を記入し、前開庁日の12時までにFAXで送ります。
  • 前開庁日の16時までにFAXで回答が着きます。
  • 受付は総合受理カウンターの左から2番目に目立たないように置かれています。

待ち時間が10~20分程度と劇的に減りました。いつも申請で待たされうんざりしていたので、この予約制を利用しない手はないと思いました。週2回ですが、緊急でなければ何とか対応できるのではないでしょうか。
予約受付は目立たないように置かれています。おそらく初めてだと聞かないと分からないと思います。

(2015年 2月24日)