厚労省が労働政策審議会で、ホワイトカラー・エグゼンプションに関する報告書案を示しました。
- 対象年収は、1075万円以上
- 対象の職種は、金融ディーラー、アナリスト、金融商品開発、コンサルタント、研究開発職
- 本人の同意と以下のいずれかを選択することが条件
- 年104日以上の休日
- 1ヶ月又は3ヶ月間の労働時間に上限を設定する
- 1ヶ月間の深夜労働を一定回数以下にする
個人的に言えば、”今更”という気がします。大分以前から、時間ではなく成果に対して報酬を支払っている会社が多いのではないでしょうか。机に向かっている時間で報酬を支払われるのはどう考えてもおかしいと思います。机に向かってぼんやりしている場合だってあるわけですので。
裁量労働制も含めて、この傾向は今後も進むと思います。ホワイトカラーの人は、効率的に働いて成果を出すことがますます求められます。精神的なタフさが必要になります。
【日経新聞2015年2月7日(土)朝刊第1面より】