相変わらず、アジアを主とした訪日客は増えていますが、伸び率は鈍化し始めました。
そろそろ、潮目が変わるかもしれません。
以下、観光庁の6月15日発表です。
- 2016年の訪日外国人が6月5日時点で1000万人を超えた。
- 7月半ばに1000万人を超えた昨年より1カ月以上早く、過去最速のペース。
- 5月の訪日客数は前年同月と比べて15.3%増の189万3600人。
- 5月としては過去最高を記録したが、伸び率は鈍ってきた。
- 訪日客は13年に初めて1000万人を超え、15年は1974万人だった。
- 今年1~5月は前年同期比29%増の973万人。
- 中国が45%増の249万人、韓国が29%増の204万人。
- 台湾を加えた3カ国・地域で全体の6割超を占め、アジアからの流入が際立つ。
- 訪日客は前年を上回るペースで増えているが、伸び率は鈍化している。
- 5月の韓国からの訪日客は前年同月比4.2%減。14年6月以来のマイナス。
(2016年6月16日 日経新聞より)