国民年金(基礎年金)の保険料納付を65歳までに

厚労省は、公的年金制度を見直しています。

  • 財政
    • 2012年度の公的年金収支は、収入43兆円、支出50兆円で、約7兆円の赤字。
  • 国民年金
    • 現在は、保険料を20歳から40年納めると65歳から満額の月額65,000円を受け取れる。
    • 納付期間を45年に延ばし、受取額を月額8,000円程度にする案を検討。
    • 更に、欧米にならって、年金保険料を67~68歳まで納め、受給開始年齢も67~68歳にする案も浮上。
  • 厚生年金
    • 厚生年金の受給開始年齢は段階的に引き上げている最中で、男性は2015年、女性は2030年に65歳開始となる。
    • パート労働者は、週20時間以上働く月収8.8万円以上の人で、従業員が501人以上の大企業に勤める25万人が2016年10月から厚生年金に加入できる。
    • 更に、中小企業の従業員も対象に加え、月収基準も5~6万円以上とし、300万にの加入を目指す。

2014年5月6日(火)