一般社団法人の特徴など

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一般社団法人の特徴

一般社団法人には株主がいません。利益を分配する対象がいません。一般社団法人には出資という概念がありません。社員という株主相当の人はいますが多くの場合は設立者/理事であり、出資をしていないので一般社団法人を所有しているわけではありません。会社のように、利益を出資者(株主)で配分することを目的としていません。一般社団法人はその活動自体が目的になります。株式会社の所有と経営の分離、あるいは利益追求という根本原則に慣れている人にとっては少しとっつきにくい考え方です。

一般社団法人の例

以下のような、学術団体、業界団体、地域振興団体、福祉系団体、趣味団体が一般社団法人として設立されています。これにより、一般社団法人のイメージが湧き易くなると思います。

  • 一般社団法人 日本商事仲裁協会
  • 一般社団法人 ペットフード協会
  • 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
  • 一般社団法人 アウトドアフィットネス協会 Outdoor Fitness Association
  • 一般社団法人 ピア ~がん治療中もつづく日常生活を支える専門チーム
  • 一般社団法人 駒ヶ根観光協会
  • 一般社団法人 ねりまファミリーパック

株式会社との相違点、共通点

会社との大きな違いは「営利」を目的とするかしないかです。ここで「営利」とは利益をあげてその利益を構成員に配分するという意味です。会社は方法、手段は様々ですが、結局は利益をあげて構成員(株主)に配分することが目的です。「営利」を目的としないということを除きますと、一般社団法人の具体的な事業活動にはほとんど制約はありません。NPO法人のように活動分野が社会貢献としての17分野に限定されていません。
一般社団法人は、その収入で理事報酬や従業員給与を支払い、家賃を払って全く問題ありません。
株式会社との共通点、相違点は以下の通りです。

  • 株式会社との共通点
    • 事業は自由に行えます。自由に収益活動ができます。
    • 自然人だけでなく、法人も社員になれます。
      (社員とは株式会社では株主であり、一般社団法人では多くの場合は設立者/理事になります。)
    • 理事への役員報酬、従業員への給与は問題なく支払えます。
  • 株式会社との相違点
    • 一般社団法人は非営利法人と呼ばれ、その意味は利益を株主/構成員に分配しないということです。
      (株式会社は営利法人で、出資者(株主・社員)に利益配当、分配を目的にします。)
    • 設立時社員2名以上
      (株式会社は発起人1名、社員1名以上)
    • 基金はなしでも可能
      (株式会社の資本金は1円以上)

【表:株式会社と一般社団法人の用語等の比較】

株式会社 一般社団法人
本社/事務所 本店 事務所
設立者 発起人 設立時社員
設立最低人数 発起人1名、取締役1名、同一人OK 社員2名、理事1名、同一人OK
設立費用 21万2,000円 11万2,000円
最高意思決定機関 株主総会 社員総会
  構成員 株主 社員
日常意思決定機関 取締役会 理事会
  構成員 取締役 理事
  代表者 代表取締役 代表理事
業務執行代表者 社長 会長
  他役員 副社長、専務取締役、常務取締役 副会長、専務理事、常務理事
  監査 監査役 監事
任期 取締役2年、非公開で1年~10年
監査役は4年、非公開で10年まで伸長可
理事は2年(短縮可)
幹事は4年(2年まで短縮可)
設立/運営資金 資本金 基金
  最低基準 1円でも可 不要
  提供者 株主 誰でも

NPO法人との比較

NPO法人も非営利という意味では一般社団法人と似ています。実際にどちらの法人を選択するか迷う場合もあります。そうは言っても異なる法人ですので特徴があります。以下にその比較を示します。

一般社団法人vsNPO

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